フォートウィリアム レースレポート


ワールドカップ#2 フォートウィリアム大会 レースレポート

大会名:UCI MTB World Cup presents by Shimano

開催地:イギリス/フォートウィリアム

開催日:2017年6月1日~6月4日

順位:88位

天候:雨-晴れ

ワールドカップの第2戦がイギリスのフォートウィリアムで開催されました。

6週間で6レースが行われる今回のヨーロッパ遠征での初戦になりました。

このフォートウィリアムは自身5回目の参戦になり、十数年連続で開催されているワールドカップの中でも歴史あるコースの一つです。

コースは今まで使われていた岩盤のハイスピードコースをベースに、中盤には新設セクションが設定されました。シングルトラックはすでに雨の影響でマッドコンディションで荒れる事が予想されました。新設セクションにはコーナーも多く、大きなジャンプも作られ翌日の試走が楽しみになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-公式練習-

2日間の公式練習が行われました。2日合わせて5時間ほどの練習時間が設けられていましたが、この時間内でコースを攻略することがワールドカップの難しいところの一つでもあります。最初の数本でジャンプをクリアしコースを覚えました。その後は、いろいろなラインを試しながら走りました。今回一番の難所でもあった、中盤のシングルトラックは本数を重ねるごとに溝も深くなり荒れて行きました。多くのライダーが苦戦している中、テクニカルセクションは得意だったので自分のラインを見つけ良い感触で公式練習ができました。練習後はコースウォークに行き、気になるラインを確認しました。

予選当日の練習でも、レースを想定したフルランもでき良いペースで走る事が出来ました。

-予選-

予選直前に一時的な豪雨が降りました。ほとんどのセクションは岩盤や砂利の様な路面だった為影響はあまりないと思いましたが、中盤のシングルトラックはより荒れている事が予想されました。しっかりとウォームアップをして、練習でも良い走りができたので緊張する事なくスタートを切りました。

前半のコーナーが続くセクションで少しミスをしましたが、その後は良いペースで走れました。迎えたシングルトラックでは、入り口の難所の一つだった大きな溝は綺麗にクリアできました。次のラダーからルーツに飛び込むセクションで、ルーツでフロントタイヤを取られリカバリーしましたが林に突っ込みクラッシュしてしまいました。大きなクラッシュではなかったのですが、ラインから外れマッドに引っかかりタイムをロスしてしまいました。

再スタートし大きなミスもなくゴールできましたが、満足なタイムは出せず予選ボーダーラインから約6秒落ちの88位でレースを終えました。

1   Greg Minnaar      4:44.926

2   Loris Vergier       4:46.959

3   Jack Moir            4:49.022        

80  Edward Masters  5:16.406 (予選ボーダー)

88  Yuki Kushima  5:22.967

今回のレースは予選でまとめ切る事が出来ず、悔しいレースになってしまいました。練習でのヘルメットカムの映像を確認したら予選でも58位相当のタイムで通過ラインはクリアして走れていたので、結果には残りませんでしたがしっかりと成長も確認できました。なかなか結果に繋がらず悔しいレースが続いていますが、目標は予選通過ではないのでどんどんチャレンジしてレベルアップしたいと思います。

次戦の今週開催されるオーストリア大会では満足の走りができる様に頑張りたいと思います。

スポンサー様、応援してくださった皆様ありがとうございました。

引き続きサポートよろしくお願いします。

バイク:MONDRAKER / SUMMUM PRO CARBON 

サスペンション:フォーク FOX / 40、リアショック FOX /  DHX2 

タイヤ:MAXXIS / DHR2  空気圧 / 2.0 BAR     グリップ:ODI / ELITE MOTION 

ヘルメット:KABUTO / IXA CUSTOM PAINT    ウェア:FJC / CUSTOM WEAR

アイウェア:OAKLEY / AIR BRAKE          シューズ:FIVE TEN / HELLCAT 

メカニック:BIKE SHOP 玄武        ツール:TOPEAK     ケミカル:FINISH LINE LUBE  

トレーナー:HEALTH & PERFORMANCE FITNESS  ボディケア:さがみはら鍼灸整骨院

VIDEO CREDIT: Vital MTB