2017年 世界選手権 オーストラリア大会 レースレポート
大会名:UCI MTB World Championship
開催地:オーストラリア/ケアンズ
開催日:2017年9月6日~9月10日
結果:56位
天候: 晴れ
世界選手権大会がオーストラリアのケアンズで開催されました。
昨年に引き続き、今年も選出されナショナルチームの一員として参戦して来ました。
今回はいつものワールドカップとは異なり、余裕を持ったスケジュールで9月3日から現地入りしローカルトラックで数日調整をしました。
6日から公式プログラムが始まり、コースウォークが行われた。昨年のワールドカップとほとんど変更なく、斜度も少なくペダリングが多いレイアウトでした。数週間ほど雨が降っていなく、土煙で前が見えなくなるほどコースはバフバフのドライコンディションでした。コースウォーク後はオープニングセレモニーが行われいよいよ世界選手権が始まった。
Photo:WD_Media
《 練習 》
世界選手権では予選がなく、3日間の余裕を持った練習時間がありました。初日にはコースを確認しながら、中盤にあった大きいステップダウンもクリア。練習時間が長い為、セッティングやラインを試しながら走りました。
2日目には、練習後にタイムドセッションが行われた。無理なく走りましたが、タイムが伸びませんでした。ラインなどを見直し、タイヤも転がりを良くするためにセンターのブロックをカットしセミスリックにしました。難しいセクションがない為スピードも上り、日を重ねるごとにコースは荒れ難しいコンディションになりました。
Photo:Hiroyuki Nakagawa
《レース》
レース当日は、2本試走してコースを最終確認しました。コースはとても荒れていましたが、決勝ではミスを恐れず思い切った走りをしました。前半から荒れたコースでリズムに乗り切れずスムーズな走りができませんでした。そして、中盤から始まるジャンプセクションの入り口でオーバースピードでスリップし木にぶつかってしまいました。バランスを崩したままジャンプで飛ばされコースアウトしてしまった。コースに復帰しましたがタイムをロスして満足の走りができず56位で終えました。変わるコンディションの中で、決勝に合わせる事ができず悔しいレースになってしまいました。今回のコースに合わせフィジカル強化もしましたが、まだまだ足りない事も分かったので来シーズンに向けしっかり世界で戦える体力を付けたいと思います。
今シーズン、全ての海外遠征が終わりました。ニュージーランド遠征から始まり、アジア選手権、6戦のワールドカップ、世界選手権と多くのレースに参戦し成長する事ができました。満足の結果は残す事は出来ませんでしたが、この悔しさをバネに来シーズン活躍出来るように今から準備して行きたいと思います。
スポンサー様、応援してくださった皆さまありがとうございました。
そして、監督を始めスタッフの皆さまのバックアップのお陰でレースに集中する事が出来ました。
ありがとうございました。
残りの国内シーズンも頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。
バイク:MONDRAKER / SUMMUM PRO CARBON
サスペンション:フォーク FOX / 40 リアショック FOX / DHX2
ホイール:DT SWISS/EX 471, 240s タイヤ:MAXXIS / DHR2 空気圧 / 2.0 BAR
グリップ:ODI / ELITE MOTION
ヘルメット:KABUTO / IXA CUSTOM PAINT ウェア:FJC / CUSTOM WEAR
アイウェア:OAKLEY / AIR BRAKE シューズ:FIVE TEN / HELLCAT
メカニック:BIKE SHOP 玄武 ツール:TOPEAK ケミカル:FINISH LINE LUBE
トレーナー:HEALTH & PERFORMANCE FITNESS
Photo:Hiroyuki Nakagawa